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数学はどこで使うの?

こんにちは。学生さんは夏休みに入って、海や山、部活やイベントなど、楽しい計画がたくさんあると思います。ぜひ、今しかできない思い出を作ってください。 さて、小学生から大学生まで、学び続ける科目に「数学」があります。「数学なんて勉強して、いつ、使うんだよ!!」って感じられている方も多いと思います。実際、私もそうでした。私も社会に出て働き、20年以上経過しました。今、改めて「数学はとても重要である」と再認識しています。 ITクラブで学ぶ、プログラミングやDXも、数学的アプローチが重要になります。ITクラブでは、本気のプログラミングよりは、会話のような数学的ロジカル思考を経験する場所になりますので、かしこまることはありません(笑)しかし、世界の先端ビジネスでは、実は数学的なアプローチによって、基礎技術を確立するため、それを取り扱うにも、数学的な思考が大切になります。 Fig. 出展:Agilent Technologies社の資料より 上記は、 Agilent Technologies 社の解説書の冒頭に記載されています。アジレント?皆さん馴染みのない企業名だと思われていると思いますが、元社名は、ヒューレットパッカード(HP)です。世界的には最先端のテクノロジー企業で、本社はアメリカのApple本社の隣です。 書くと、長くなってしまうので割愛しますが、報道メディアでは「DX」「起業家」「ベンチャー」「起業」「スタートアップ」と表向きには持ち上げられてますが、世界の現実は、基礎的な学術アプローチでイノベーションされているともとらえられます。 私は決して数学が得意ではないです。なので、高校数学(数学1、Aとか)地道にやり直そうかなと、考えてます。ITクラブで一緒に数学を勉強する大人や子供も募集しますので、 お気軽にITクラブに来てみてください 。 次回は、第四次産業革命、ハノーバメッセなどの中身、少し具体的な話をしたいと思います。

超便利!Google Formで解答があったら、LINEとメールに通知する。

こんばんは。今回は、Google Form で応募があった際に、LINEと任意メールに自動通知するテクニックを紹介します。 イベントなどを開催するときは、運営側はLINEでグループを作って業務連絡して、イベント応募(集客)は Google Form を使うケースが多いと思います。Formに応募があった場合、通知されるのは、Google Form の所有者のみとなります。もし、グループにGmailでメール通知する場合は、Google有料契約がいります。 そこで、 LINE notify 無料機能を使って、応募内容を通知して共有する仕組み を作りました。 先ずは、 LINE notify にて、トークンを発行します。トークンは、任意のグループLINEを設定することができます。発行されたトークンは、忘れないようにメモ(おすすめは、 Google Keep )しておきましょう。 トークンを発行したら、対象のグループラインに「LINE notify を招待(メンバー追加)」します。LINE側の設定は、これだけです。 次は、対象の Google Form にて、Google App Script (GAS) を書いていきます。 Fig. 事例。Form右側の「スクリプトエディタ」で設定します。 スクリプトエディタが表示されますので、GASを書いていきます。書いた詳細内容については、割愛します。ここに、発行したトークンを埋め込んでいきます。 Fig.事例。難しそうですが、意外とそうでもないです。 さてさて、設定した内容で、実際にGoogle Formに応募があった場合、LINEにどのように通知されるでしょうか。 Fig.事例。グループLINEに通知された内容。 いかがでしょうか?めちゃ便利ですし、無料アカウントで、ちょっとの時間で生産性が改善されます。GAS詳細を知りたい方は、是非、 ITクラブで体験してみてください 。

【第四次産業革命】ハノーバ・メッセ 日本企業は周回遅れ??

こんにちは。北九州地区では豪雨でしたが、皆さま無事でございますでしょうか? 「第四次産業革命」シリーズですが、今回は、ハノーバ・メッセについて考察します。 https://www.hannovermesse.de/en/ 日本にいると「ハノーバ・メッセ??」と思われている方もいらっしゃいます。当然で、日本ではほぼ、報道されません。 ○○メッセと言えば、おなじみ、幕張メッセ。音楽イベントなど、日本では大規模なイベントが開催される場所でイメージされていると思います。 ハノーバメッセとは、 産業界の世界最大の見本市 です。 早速、Chat-GPTにて要約させてみると、以下のTopicsがありました。 開催期間と場所: 2024年4月22日から26日まで、ハノーバーで開催され、世界中から130,000人以上の来場者が参加しました​。 パートナー国: 今年のパートナー国はノルウェーで、「グリーン産業転換の先駆者」というテーマで、持続可能なエネルギーソリューションを展示しました​​。 主要テーマ: AIと機械学習、カーボンニュートラル生産、エネルギー産業、産業4.0、そして水素と燃料電池が主要テーマとなっています​​。 出展企業: シーメンス、ボッシュ、デロイト、シュナイダーエレクトリック、マイクロソフトなど、4,000社以上の企業が出展しました​。 オープニングセレモニー: ドイツのオラフ・ショルツ首相とノルウェーのヨナス・ガール・ストーレ首相が開会式を行い、展示会の幕を開けました​​。 スタートアップ支援: 300以上のスタートアップ企業が参加し、投資家や産業界とのネットワーキングが活発に行われました​。 未来の働き方: 産業革命以来の急速な変化に対応するため、技術革新がどのように仕事環境を変えるかが議論されました​。 持続可能な生産: グリーンパクト目標に向け、500以上の企業が水素と燃料電池の提案を行いました​ ​。 国際的な交流: 150以上の国から300以上の経済・政治の代表団が参加し、技術革新と産業競争力の向上を目指した議論が行われました​​。 新技術のデモンストレーション: AIアルゴリズムのテストプラットフォーム、デジタル自動化、センサーソリューションなど、多様な技術が展示されました。 これらのポイントは、ハノーバメッセ2024がいかに多岐にわたるテーマと技術...

Google App Script を使ってWebのExcelデータを自動取得

こんばんわ。ITクラブ講師の光井です。 前回、北九州市Webサイトより表データの自動取得を、Google Spreadsheetの関数を使って自動化しました。その際、北九州市サーバーにあるExcelデータの取得は、関数ではできませんでした。それは、サーバーにあるファイルを一度、ダウンロードして変換しなければならないからです。 今回は、 Spreadsheetに埋め込める、Google App Script 機能を使って、自動化 を試みました。これは、言語としてはJAVAに近いものとのことです。 さらに、 Chat-GPT 4o と対話しながらコードを書いては修正して、自動化した 流れを紹介します。 北九州市の統計情報サイト では、上記のように、Excel方式でダウンロードできます。これを、自動でSpreadsheetに貼り付けて行きます。 こんな感じで会話がスタートします。まずは提案されたコードをそのまま書きます。でも、だいたいうまくいきません。そこで、エラー内容を対話で返していき、作りたいコードに近づけて行きます。 こんな感じで細かい指示までもらえるので、その通りにしていくと、成功しました(今回はGoogle Cloud API まで使いましたが、この辺も指示通りで)。 成功  ( ∩ ´ ∀ ` ) ∩ ワーイ こんな感じです。 Chat-GPT 4oと、どうやって対話していくかが重要。 慣れてくると対話の仕方がわかってくる。 対話していくと、コードの意図がわかってくる。 更に詳しい質問をすることで、自分の理解が深まる。 いかがでしょうか?是非、 ITクラブでChat-GPTを学んでみませんか ??

DXが難しいと思う事業でもチャレンジする価値あり(農業編)

こんにちは。ITクラブ講師の光井です。 ITクラブ Ver2.30 として、CANDLEでスタートし、もうすぐ1か月になろうとしています。この期間だけでも様々な出会いがあり、運営陣として感謝申し上げます。 さて、ITクラブでは「 IT技術を身近に、誰もが活用できる社会へ。」をテーマに、メンバーの皆さんの生活や趣味、仕事などで役立つノウハウを身に付けたり試してみる場として、マイペースに活動をしております。 「自分にはITは関係ないや」って感じているかもしれないですが、意外と知られていない、DX事例を紹介したいと思います。 今回は農業分野です。 <農業向け栽培管理支援システム「xarvio®(ザルビオ)フィールドマネージャー」> https://www.xarvio-japan.jp/ 出展:BASFデジタルファーミング社 実際の導入事例(山口県) を見てみてください。一見、ITに無頓着っぽい方が、ITを駆使して農業を実践されています。めちゃ、かっこよくないですか? 本システムは、 世界最大の化学メーカーであるドイツのBASF社 が開発したシステムで、衛星画像からAIが解析して、肥料の撒き方を教えてくれます。もちろん、BASF社農薬を優先的に販売していくためのシステムですので、ビジネスの意図は大きいです。 しかし、ザルビオに限らず、ITを道具として駆使すれば、自分のビジネスや生活が劇的に変化する可能性はあります。 ぜひ、 ITクラブで試してみませんか ??

Google Spreadsheetの関数でWebデータを自動取得

こんばんは。ITクラブ講師の光井です。 今夜は、オンライン開催にてChat-GPT 4oのワークショップを開催しました。その際に例として挙げたのが、Webデータの自動取得方法です。 自動取得は「Pythonコードを書かないといけないのでは?」「デスクトップフローで自動化ってハードル高いな?」って感じていらっしゃるかもしれませんが、 Google spreadsheetの関数を使って、簡単に取得できます 。 北九州市ホームページには、多くの統計データがあります。今回は、単純な農業に関するデータを取得しました。「Importhtml」という独自関数を使うだけです。 【例】=IMPORTHTML("https://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/file_0460.html", "table", 1) これを 左端のセルに入力するだけで、Webページの1番目のテーブルが自動取得されます 。もちろん、北九州市ホームページのデータが更新されれば、自動的にSpreadsheetのデータも更新されます。 いちいち、データを確認して、Spreadsheetデータを書き換えるという手間はなくなります。 これも、実はChat-GPTと会話して、簡単に構築できました。 次は、Excelデータとしてダウンロードしないといけないデータを、Google App Scriptを使って自動化をします。これは、JAVAというコードを書かないといけないのですが、Chat-GPTに書いてもらいます。その書き方と対話の仕方を、是非、ITクラブで体験してみてください。 【余談】ただ、無作為にデータを取得するのではなく、得た複数データを、自分の事業や研究に役立つための、多量変数データ解析は、順次実践していきます。これはプログラマーだけではなく、例えば、個人で営む町のスイーツショップなどでも活用できます。しかも、ほぼコストゼロです。

思わぬところに情報が落ちてる

こんばんは。ITクラブ講師の光井です。 昨今は、デジタル化が加速度的に進んでおります。ITクラブでは、いろんな最新ITツールを試してみる場です。そんな中、意外なところに、思わぬ情報が落ちていたことがあり、紹介します。 先日、早稲田大学情報生産システム研究センターでの勉強会にて、私の師である 株式会社ヒューマンリソース・デベロップメント の清永社長より、添付冊子を頂戴しました。「北九州市での支援メニューが書いてあるから」とのことで、早速、読んでみました。補助金などの支援メニューのほかに、様々な情報が記載されておりました。最後のほうに、 「価格交渉ツール」 なるものの案内がありました。 埼玉県が作成した無料ツール で、Excel(マクロ)を使ったアプリです。 主要な原材料価格(1,420品目)の推移を示す資料を簡易に作成可能。 日本銀行の公表データ*に基づいており、正確性を担保。 どなたでもお使いいただけるよう表計算ソフトを使用。 民間で購入したら、高額なコンサルティング料を請求されそうな内容が、公的に無料で入手できました。 次回以後、このExcelファイルを使ってみて、どのように事業に活用できるか?いろいろといじってみます。 公的機関で無料で入手できるアプリなので、あとは自分がどう使いこなすか?がポイントになると思います。 実は、福岡県工業技術センターでも、無料ツールがあります。これはIT関連です。 このように、Chat-GPTなど生成AIが発達しておりますが、実は、ローカルにも情報はたくさん落ちており、拾っていく能力も大切です。 皆さんは、常に色んなところにアンテナを張っておくことも大切です。