スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

6月, 2024の投稿を表示しています

Google App Script を使ってWebのExcelデータを自動取得

こんばんわ。ITクラブ講師の光井です。 前回、北九州市Webサイトより表データの自動取得を、Google Spreadsheetの関数を使って自動化しました。その際、北九州市サーバーにあるExcelデータの取得は、関数ではできませんでした。それは、サーバーにあるファイルを一度、ダウンロードして変換しなければならないからです。 今回は、 Spreadsheetに埋め込める、Google App Script 機能を使って、自動化 を試みました。これは、言語としてはJAVAに近いものとのことです。 さらに、 Chat-GPT 4o と対話しながらコードを書いては修正して、自動化した 流れを紹介します。 北九州市の統計情報サイト では、上記のように、Excel方式でダウンロードできます。これを、自動でSpreadsheetに貼り付けて行きます。 こんな感じで会話がスタートします。まずは提案されたコードをそのまま書きます。でも、だいたいうまくいきません。そこで、エラー内容を対話で返していき、作りたいコードに近づけて行きます。 こんな感じで細かい指示までもらえるので、その通りにしていくと、成功しました(今回はGoogle Cloud API まで使いましたが、この辺も指示通りで)。 成功  ( ∩ ´ ∀ ` ) ∩ ワーイ こんな感じです。 Chat-GPT 4oと、どうやって対話していくかが重要。 慣れてくると対話の仕方がわかってくる。 対話していくと、コードの意図がわかってくる。 更に詳しい質問をすることで、自分の理解が深まる。 いかがでしょうか?是非、 ITクラブでChat-GPTを学んでみませんか ??

DXが難しいと思う事業でもチャレンジする価値あり(農業編)

こんにちは。ITクラブ講師の光井です。 ITクラブ Ver2.30 として、CANDLEでスタートし、もうすぐ1か月になろうとしています。この期間だけでも様々な出会いがあり、運営陣として感謝申し上げます。 さて、ITクラブでは「 IT技術を身近に、誰もが活用できる社会へ。」をテーマに、メンバーの皆さんの生活や趣味、仕事などで役立つノウハウを身に付けたり試してみる場として、マイペースに活動をしております。 「自分にはITは関係ないや」って感じているかもしれないですが、意外と知られていない、DX事例を紹介したいと思います。 今回は農業分野です。 <農業向け栽培管理支援システム「xarvio®(ザルビオ)フィールドマネージャー」> https://www.xarvio-japan.jp/ 出展:BASFデジタルファーミング社 実際の導入事例(山口県) を見てみてください。一見、ITに無頓着っぽい方が、ITを駆使して農業を実践されています。めちゃ、かっこよくないですか? 本システムは、 世界最大の化学メーカーであるドイツのBASF社 が開発したシステムで、衛星画像からAIが解析して、肥料の撒き方を教えてくれます。もちろん、BASF社農薬を優先的に販売していくためのシステムですので、ビジネスの意図は大きいです。 しかし、ザルビオに限らず、ITを道具として駆使すれば、自分のビジネスや生活が劇的に変化する可能性はあります。 ぜひ、 ITクラブで試してみませんか ??

Google Spreadsheetの関数でWebデータを自動取得

こんばんは。ITクラブ講師の光井です。 今夜は、オンライン開催にてChat-GPT 4oのワークショップを開催しました。その際に例として挙げたのが、Webデータの自動取得方法です。 自動取得は「Pythonコードを書かないといけないのでは?」「デスクトップフローで自動化ってハードル高いな?」って感じていらっしゃるかもしれませんが、 Google spreadsheetの関数を使って、簡単に取得できます 。 北九州市ホームページには、多くの統計データがあります。今回は、単純な農業に関するデータを取得しました。「Importhtml」という独自関数を使うだけです。 【例】=IMPORTHTML("https://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/file_0460.html", "table", 1) これを 左端のセルに入力するだけで、Webページの1番目のテーブルが自動取得されます 。もちろん、北九州市ホームページのデータが更新されれば、自動的にSpreadsheetのデータも更新されます。 いちいち、データを確認して、Spreadsheetデータを書き換えるという手間はなくなります。 これも、実はChat-GPTと会話して、簡単に構築できました。 次は、Excelデータとしてダウンロードしないといけないデータを、Google App Scriptを使って自動化をします。これは、JAVAというコードを書かないといけないのですが、Chat-GPTに書いてもらいます。その書き方と対話の仕方を、是非、ITクラブで体験してみてください。 【余談】ただ、無作為にデータを取得するのではなく、得た複数データを、自分の事業や研究に役立つための、多量変数データ解析は、順次実践していきます。これはプログラマーだけではなく、例えば、個人で営む町のスイーツショップなどでも活用できます。しかも、ほぼコストゼロです。

思わぬところに情報が落ちてる

こんばんは。ITクラブ講師の光井です。 昨今は、デジタル化が加速度的に進んでおります。ITクラブでは、いろんな最新ITツールを試してみる場です。そんな中、意外なところに、思わぬ情報が落ちていたことがあり、紹介します。 先日、早稲田大学情報生産システム研究センターでの勉強会にて、私の師である 株式会社ヒューマンリソース・デベロップメント の清永社長より、添付冊子を頂戴しました。「北九州市での支援メニューが書いてあるから」とのことで、早速、読んでみました。補助金などの支援メニューのほかに、様々な情報が記載されておりました。最後のほうに、 「価格交渉ツール」 なるものの案内がありました。 埼玉県が作成した無料ツール で、Excel(マクロ)を使ったアプリです。 主要な原材料価格(1,420品目)の推移を示す資料を簡易に作成可能。 日本銀行の公表データ*に基づいており、正確性を担保。 どなたでもお使いいただけるよう表計算ソフトを使用。 民間で購入したら、高額なコンサルティング料を請求されそうな内容が、公的に無料で入手できました。 次回以後、このExcelファイルを使ってみて、どのように事業に活用できるか?いろいろといじってみます。 公的機関で無料で入手できるアプリなので、あとは自分がどう使いこなすか?がポイントになると思います。 実は、福岡県工業技術センターでも、無料ツールがあります。これはIT関連です。 このように、Chat-GPTなど生成AIが発達しておりますが、実は、ローカルにも情報はたくさん落ちており、拾っていく能力も大切です。 皆さんは、常に色んなところにアンテナを張っておくことも大切です。