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パソコンのディスプレイは要らなくなるかも

こんばんは。北九州ITクラブです。 久しぶりのBlog更新となります。 2024年11月、Appleは待望の 「M4」チップを搭載した新型Mac を発表しました。Appleシリコンとして第4世代となるM4は、前世代のM3から性能が大幅に向上し、特にAI・機械学習タスクに強化が施されています。M4チップは、最新の5nmプロセス技術で製造され、10コアCPU(高性能コア6つ、高効率コア4つ)と16コアのGPUを搭載。これにより、一般的な作業からグラフィック処理、ゲーム、3Dレンダリングまで、高いパフォーマンスを発揮します。また、ニューラルエンジンも強化され、AI処理速度は前世代比で最大2倍に向上。リアルタイムの音声認識や画像処理、生成AIの実行など、よりスムーズに行えるようになっています。さらに、メモリ帯域も拡大し、最大32GBの統合メモリをサポートすることで、マルチタスクや複雑なプロジェクトもスムーズに処理可能です。M4チップ搭載Macは、クリエイターやプロフェッショナルユーザーにとって強力なツールとなるでしょう。 実は、日本では未発売であるApple Vision Pro を使うと、なんとディスプレイが不要になります。Vison Pro は、まだまだ開発途中ですが、日本に投入されるときは、さらに洗練されていると思います。 Fig.1  大石結花 // Yuka Ohishi  YouTube チャンネルより抜粋 大石結花 // Yuka Ohishi氏のYouTubeに紹介されていますが、今までは思いもつかなかったことが、世界では、色々とすすんでいます。これは、AR(拡張現実)技術の一つです。 このような、最新のテクノロジーを普段の生活で実際に触れる機会は、少ないですが、現在はYouTubeなど、媒体や地域に限らず、世界中の情報を得られます。 このような情報は、意図して触れるように、意識していると、感覚はだんだんと研ぎ澄まされていきます。 いつかは、ITクラブでも拡張現実を取り入れた、遊びができるようになればと思います。面白いでしょ??

ニュースの読み方 ~ 一次情報が大切。見出しや記事に惑わされない ~

こんばんわ。夏休みも終わりに近づき、宿題や自由研究、読書感想文など、学生時代に慌てて終わらせていたことを思い出します。社会人では、9月の上期決算がきになり始める時期ですね。数字に追われていた昔を思い出します。きつかったですが、今となっては、数字を意識する良い経験だったと振り返ります(今だからこそ)。 さて、ITクラブではChatGPTを中心に、生成AIの活用方法をレクチャーしています。よく、生成AIに丸投げして、コピペで課題を提出して、すぐにバレてしまうことが、問題になったことが記憶にあります。しかし、安易にコピペした文書や考察は、すぐに見抜かれてしまいます。 それは、見る人が見れば、推敲された文書ではないからと判るからです。 それでは、普段の生活でどのように気をつければいいか?ちょっとだけ紹介します。 出展:Yahooニュース(8/24)より https://news.yahoo.co.jp/articles/ea60019b6951813a38f258e0e22f3877f6ab0971 上記ニュースでは、日本国内にて掲載されたニュースです。この記事では「古着をリユースするのは、エコロジーで、サスティナブルな社会を推進する。」といった程度のニュアンスでしか書かれてないです。確かに、内容はその通りです。地上資源でサーキュラーエコノミー構築を目指すことは、次世代に資する経済となります。 でも、 ことの本質は、さらに深いところにあり、それを知ることが大変重要 です。 出展:日経ビジネス(2023/12/23)より https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00122/121800209/ 出展:2024年3月28日 2:00 [会員限定記事] https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79593700Y4A320C2MM8000/ 記事については、このブログでは多くを語りませんが、本質は「ルールメイキングされ、日本政府は批准する。」という、シンプルなロジックです。 繊維産業におけるサステナビリティ推進等に関する議論の中間とりまとめ(経済産業省) 政府のこのような情報もよく読むことをお勧めします。 現在のユニクロやGU、しまむらのようなビジネスモデルは、極めて厳しい状況に置かれていることが容易にわかり...

AIアプリケーションの構築と運用を支援するプラットフォーム

こんにちは。お盆に入りましたが、昔は「暑さは彼岸まで」と言ってましたが、気候が涼しくなる兆候はなく、まだまだ、暑い日が続くと見込まれます。海水浴でも、涼しいと思われますが、太陽からの輻射熱は関係なく、身体に影響しますので、ご注意くださいね。 さて、なかなか暑く、外で羽を伸ばしづらいときは、生成AIで遊んでみるのもありかもです。ITクラブでは、 Difyというサービス を使い始めました。 Difyは、AIアプリケーションの構築と運用を支援するプラットフォームです。開発者や企業が、コードなしでカスタムAIアプリケーションを迅速に作成できるツールやインフラを提供します。主な機能には、AIモデルの統合、データ処理、自動化されたワークフロー、そしてユーザーインターフェースのカスタマイズが含まれます。これにより、AIを活用したソリューションを効率的に開発し、実際のビジネスに適用することが可能です。 このサービスは、Googleアカウントで登録が可能で、エントリーアカウントでも十分に使用できます。一番簡単なのは、ChatBOTです。 ITクラブのチャットボット をHPに埋め込みました。ChatBOTって結構難しそうなイメージでしたが、Difyでは、仕様要件さえ入力すれば、ものの数分でChatBOTができました。 めちゃ簡単でした。そして、このようにHPに埋め込んでいます。 こんな感じで、HPに埋め込んでます。埋め込んだところからチャットもできますが、別ウインドウで開くこともできます(いいね!ボタンの横のバナーより)。 最初のお問い合わせや疑問に関して、丁寧に答えます。AIが自動で応答するにしても、最初の要件設定は大切です。要件設定、めちゃ難しいと感じますが、Difyでは簡単です。正しく仕様を記述すれば大丈夫です。 ITクラブでやってみませんか?めちゃ簡単ですし、面白いです。今後はDifyを使って、ワークフローの自動化もやってみようかと思います。 【ITクラブHP】 北九州ITクラブ | IT教室 | 福岡県北九州市 (kitakyushu-itclub.org)  L  お問い合わせはコチラ

数学はどこで使うの?

こんにちは。学生さんは夏休みに入って、海や山、部活やイベントなど、楽しい計画がたくさんあると思います。ぜひ、今しかできない思い出を作ってください。 さて、小学生から大学生まで、学び続ける科目に「数学」があります。「数学なんて勉強して、いつ、使うんだよ!!」って感じられている方も多いと思います。実際、私もそうでした。私も社会に出て働き、20年以上経過しました。今、改めて「数学はとても重要である」と再認識しています。 ITクラブで学ぶ、プログラミングやDXも、数学的アプローチが重要になります。ITクラブでは、本気のプログラミングよりは、会話のような数学的ロジカル思考を経験する場所になりますので、かしこまることはありません(笑)しかし、世界の先端ビジネスでは、実は数学的なアプローチによって、基礎技術を確立するため、それを取り扱うにも、数学的な思考が大切になります。 Fig. 出展:Agilent Technologies社の資料より 上記は、 Agilent Technologies 社の解説書の冒頭に記載されています。アジレント?皆さん馴染みのない企業名だと思われていると思いますが、元社名は、ヒューレットパッカード(HP)です。世界的には最先端のテクノロジー企業で、本社はアメリカのApple本社の隣です。 書くと、長くなってしまうので割愛しますが、報道メディアでは「DX」「起業家」「ベンチャー」「起業」「スタートアップ」と表向きには持ち上げられてますが、世界の現実は、基礎的な学術アプローチでイノベーションされているともとらえられます。 私は決して数学が得意ではないです。なので、高校数学(数学1、Aとか)地道にやり直そうかなと、考えてます。ITクラブで一緒に数学を勉強する大人や子供も募集しますので、 お気軽にITクラブに来てみてください 。 次回は、第四次産業革命、ハノーバメッセなどの中身、少し具体的な話をしたいと思います。

超便利!Google Formで解答があったら、LINEとメールに通知する。

こんばんは。今回は、Google Form で応募があった際に、LINEと任意メールに自動通知するテクニックを紹介します。 イベントなどを開催するときは、運営側はLINEでグループを作って業務連絡して、イベント応募(集客)は Google Form を使うケースが多いと思います。Formに応募があった場合、通知されるのは、Google Form の所有者のみとなります。もし、グループにGmailでメール通知する場合は、Google有料契約がいります。 そこで、 LINE notify 無料機能を使って、応募内容を通知して共有する仕組み を作りました。 先ずは、 LINE notify にて、トークンを発行します。トークンは、任意のグループLINEを設定することができます。発行されたトークンは、忘れないようにメモ(おすすめは、 Google Keep )しておきましょう。 トークンを発行したら、対象のグループラインに「LINE notify を招待(メンバー追加)」します。LINE側の設定は、これだけです。 次は、対象の Google Form にて、Google App Script (GAS) を書いていきます。 Fig. 事例。Form右側の「スクリプトエディタ」で設定します。 スクリプトエディタが表示されますので、GASを書いていきます。書いた詳細内容については、割愛します。ここに、発行したトークンを埋め込んでいきます。 Fig.事例。難しそうですが、意外とそうでもないです。 さてさて、設定した内容で、実際にGoogle Formに応募があった場合、LINEにどのように通知されるでしょうか。 Fig.事例。グループLINEに通知された内容。 いかがでしょうか?めちゃ便利ですし、無料アカウントで、ちょっとの時間で生産性が改善されます。GAS詳細を知りたい方は、是非、 ITクラブで体験してみてください 。

【第四次産業革命】ハノーバ・メッセ 日本企業は周回遅れ??

こんにちは。北九州地区では豪雨でしたが、皆さま無事でございますでしょうか? 「第四次産業革命」シリーズですが、今回は、ハノーバ・メッセについて考察します。 https://www.hannovermesse.de/en/ 日本にいると「ハノーバ・メッセ??」と思われている方もいらっしゃいます。当然で、日本ではほぼ、報道されません。 ○○メッセと言えば、おなじみ、幕張メッセ。音楽イベントなど、日本では大規模なイベントが開催される場所でイメージされていると思います。 ハノーバメッセとは、 産業界の世界最大の見本市 です。 早速、Chat-GPTにて要約させてみると、以下のTopicsがありました。 開催期間と場所: 2024年4月22日から26日まで、ハノーバーで開催され、世界中から130,000人以上の来場者が参加しました​。 パートナー国: 今年のパートナー国はノルウェーで、「グリーン産業転換の先駆者」というテーマで、持続可能なエネルギーソリューションを展示しました​​。 主要テーマ: AIと機械学習、カーボンニュートラル生産、エネルギー産業、産業4.0、そして水素と燃料電池が主要テーマとなっています​​。 出展企業: シーメンス、ボッシュ、デロイト、シュナイダーエレクトリック、マイクロソフトなど、4,000社以上の企業が出展しました​。 オープニングセレモニー: ドイツのオラフ・ショルツ首相とノルウェーのヨナス・ガール・ストーレ首相が開会式を行い、展示会の幕を開けました​​。 スタートアップ支援: 300以上のスタートアップ企業が参加し、投資家や産業界とのネットワーキングが活発に行われました​。 未来の働き方: 産業革命以来の急速な変化に対応するため、技術革新がどのように仕事環境を変えるかが議論されました​。 持続可能な生産: グリーンパクト目標に向け、500以上の企業が水素と燃料電池の提案を行いました​ ​。 国際的な交流: 150以上の国から300以上の経済・政治の代表団が参加し、技術革新と産業競争力の向上を目指した議論が行われました​​。 新技術のデモンストレーション: AIアルゴリズムのテストプラットフォーム、デジタル自動化、センサーソリューションなど、多様な技術が展示されました。 これらのポイントは、ハノーバメッセ2024がいかに多岐にわたるテーマと技術...

Google App Script を使ってWebのExcelデータを自動取得

こんばんわ。ITクラブ講師の光井です。 前回、北九州市Webサイトより表データの自動取得を、Google Spreadsheetの関数を使って自動化しました。その際、北九州市サーバーにあるExcelデータの取得は、関数ではできませんでした。それは、サーバーにあるファイルを一度、ダウンロードして変換しなければならないからです。 今回は、 Spreadsheetに埋め込める、Google App Script 機能を使って、自動化 を試みました。これは、言語としてはJAVAに近いものとのことです。 さらに、 Chat-GPT 4o と対話しながらコードを書いては修正して、自動化した 流れを紹介します。 北九州市の統計情報サイト では、上記のように、Excel方式でダウンロードできます。これを、自動でSpreadsheetに貼り付けて行きます。 こんな感じで会話がスタートします。まずは提案されたコードをそのまま書きます。でも、だいたいうまくいきません。そこで、エラー内容を対話で返していき、作りたいコードに近づけて行きます。 こんな感じで細かい指示までもらえるので、その通りにしていくと、成功しました(今回はGoogle Cloud API まで使いましたが、この辺も指示通りで)。 成功  ( ∩ ´ ∀ ` ) ∩ ワーイ こんな感じです。 Chat-GPT 4oと、どうやって対話していくかが重要。 慣れてくると対話の仕方がわかってくる。 対話していくと、コードの意図がわかってくる。 更に詳しい質問をすることで、自分の理解が深まる。 いかがでしょうか?是非、 ITクラブでChat-GPTを学んでみませんか ??