スキップしてメイン コンテンツに移動

なくなっていく仕事、新しく生まれる仕事

こんにちは。ハヤカワです。 

仕事というのは、ずっとあるわけではありません。
例えば、私が生まれる前には電話交換手という仕事があったそうです。
電話をかけた人の回線と電話を受けた人の回線を手動でつなげる仕事です。
この仕事は、回線をつなげる業務が機械によって自動化され、なくなってしまいました。

私も実際に仕事がなくなっている状況を今までいくつか見ています。

一つは写真現像の仕事。
撮影にフィルムを使っていた時代(今もフィルムカメラはありますが)、フィルムから写真を現像する必要がありました。
私が子供のころには大きめのスーパーには、写真現像の店が大体入っていました。
しかし、デジタルカメラが普及し、携帯電話にカメラ機能が付き、今となってはスマホでカメラいらずになってしまい、一般的な需要がなくなりました。

二つ目はレンタルビデオ店です。
調べてみると、1990年に13529店舗だったのが、2022年に2373店舗まで減っていました。
思い返すと、90年代中盤までは小さな町のレンタルビデオ店がたくさんありました。
それが、2000年前後になってTSUTAYAやGEOなどの大型店舗に負けてなくなりました。
ここ10年はNET FLIXやhuluなどのストリーミング再生市場が大きくなり大型店舗すらなくなっています。

二つとも完全になくたったわけではないけれど、市場がかなり小さくなり今後なくなってしまう可能性が高いといえます。

反対に新しく生まれた仕事もたくさんあります。

一番大きくなったのはスマートフォン関連でしょう。
初代iphoneが発表されたのは2007年だそうです。
ということは、スマートフォン関係の業務はすべて20年以内に生まれています。
スマホ自体の開発はもとより、アプリ開発、スマホ周辺機器の開発、カバーなどアクセサリーの製造も、まだ20年も経ってないんですね。

スピードの速い現代では、就職にしても起業にしても、その事業の賞味期限を予測する能力が大切になってきますね。

コメント

このブログの人気の投稿

【第四次産業革命】難しそうで、意外と大切なシンプルなこと。

こんばんは。ITクラブです。 第四次産業革命シリーズですが、今回はより身近な内容をご紹介します。北九州市は官営八幡製鉄所を出発点に、モノづくりの街として発展してきました。一方で、第四次産業革命は、ヨーロッパ、とくにドイツが起点となった、ものづくりアーキテクチャの革新でありますが、難しい概念もありつつ、実は、基本概念は、とてもシンプルです(ITクラブは、ここを大切にしております)。 Fig.1 Reference Architecture Model Industrie 4.0(RAMI4.0) 上記は、ドイツ政策 「Industrie 4.0」の基本構造である「Reference Architecture Model Industrie 4.0(RAMI4.0)」というモデル です。これは、とても難しいです。概念だけではなく、各レイヤー構成要素が、国際規格化されており、それを参照に、製品設計や、ビジネスモデルを勘案することが、要素です。 これにご興味があるかたは、別枠で、ご説明させていただきます(DMでご依頼ください)。 現在のビジネスにおいて、実は、Industrie 4.0 で提唱された概念は、簡単なところですでに浸透しております。 ↓これは、めちゃ参考になりますので、 ブックマークおススメ です https://www.keyence.co.jp/ss/general/manufacture-tips/industry.jsp 上記は、日本屈指の高利益企業のキーエンスのWebサイトからです。ここに記載のとおり、 「データを収集して、組み合わせて、経営や生産、サービスに活用する。」 ことが、実はとても大切なことです。 製造現場でもそうですが、普段の生活でデータを収集して活用されてないことは、実は90%程度にも上ります。最も身近なものは、Apple watch でバイタルデータを収集したり、iPhone で電子決済することです。ここで、自分が知らないところで、データが収集されております。 このデータを積み重ね、マーケティングに活かしているのが、現代ビジネスでは欠かせません。ITクラブでは、データ活用を重視しております。もっと簡単で実用的なデータ収集と活用のシンプルなITツールを作りますので、是非、ITクラブに遊びにきてください。

数学はどこで使うの?

こんにちは。学生さんは夏休みに入って、海や山、部活やイベントなど、楽しい計画がたくさんあると思います。ぜひ、今しかできない思い出を作ってください。 さて、小学生から大学生まで、学び続ける科目に「数学」があります。「数学なんて勉強して、いつ、使うんだよ!!」って感じられている方も多いと思います。実際、私もそうでした。私も社会に出て働き、20年以上経過しました。今、改めて「数学はとても重要である」と再認識しています。 ITクラブで学ぶ、プログラミングやDXも、数学的アプローチが重要になります。ITクラブでは、本気のプログラミングよりは、会話のような数学的ロジカル思考を経験する場所になりますので、かしこまることはありません(笑)しかし、世界の先端ビジネスでは、実は数学的なアプローチによって、基礎技術を確立するため、それを取り扱うにも、数学的な思考が大切になります。 Fig. 出展:Agilent Technologies社の資料より 上記は、 Agilent Technologies 社の解説書の冒頭に記載されています。アジレント?皆さん馴染みのない企業名だと思われていると思いますが、元社名は、ヒューレットパッカード(HP)です。世界的には最先端のテクノロジー企業で、本社はアメリカのApple本社の隣です。 書くと、長くなってしまうので割愛しますが、報道メディアでは「DX」「起業家」「ベンチャー」「起業」「スタートアップ」と表向きには持ち上げられてますが、世界の現実は、基礎的な学術アプローチでイノベーションされているともとらえられます。 私は決して数学が得意ではないです。なので、高校数学(数学1、Aとか)地道にやり直そうかなと、考えてます。ITクラブで一緒に数学を勉強する大人や子供も募集しますので、 お気軽にITクラブに来てみてください 。 次回は、第四次産業革命、ハノーバメッセなどの中身、少し具体的な話をしたいと思います。

パソコンのディスプレイは要らなくなるかも

こんばんは。北九州ITクラブです。 久しぶりのBlog更新となります。 2024年11月、Appleは待望の 「M4」チップを搭載した新型Mac を発表しました。Appleシリコンとして第4世代となるM4は、前世代のM3から性能が大幅に向上し、特にAI・機械学習タスクに強化が施されています。M4チップは、最新の5nmプロセス技術で製造され、10コアCPU(高性能コア6つ、高効率コア4つ)と16コアのGPUを搭載。これにより、一般的な作業からグラフィック処理、ゲーム、3Dレンダリングまで、高いパフォーマンスを発揮します。また、ニューラルエンジンも強化され、AI処理速度は前世代比で最大2倍に向上。リアルタイムの音声認識や画像処理、生成AIの実行など、よりスムーズに行えるようになっています。さらに、メモリ帯域も拡大し、最大32GBの統合メモリをサポートすることで、マルチタスクや複雑なプロジェクトもスムーズに処理可能です。M4チップ搭載Macは、クリエイターやプロフェッショナルユーザーにとって強力なツールとなるでしょう。 実は、日本では未発売であるApple Vision Pro を使うと、なんとディスプレイが不要になります。Vison Pro は、まだまだ開発途中ですが、日本に投入されるときは、さらに洗練されていると思います。 Fig.1  大石結花 // Yuka Ohishi  YouTube チャンネルより抜粋 大石結花 // Yuka Ohishi氏のYouTubeに紹介されていますが、今までは思いもつかなかったことが、世界では、色々とすすんでいます。これは、AR(拡張現実)技術の一つです。 このような、最新のテクノロジーを普段の生活で実際に触れる機会は、少ないですが、現在はYouTubeなど、媒体や地域に限らず、世界中の情報を得られます。 このような情報は、意図して触れるように、意識していると、感覚はだんだんと研ぎ澄まされていきます。 いつかは、ITクラブでも拡張現実を取り入れた、遊びができるようになればと思います。面白いでしょ??